映画館と犬

好きなものや観た映画の話をします。

書き初め

 

あけましておめでとうございます?

 

2017年の酉年です。酉年生まれの人の割合は日本でいちばん少ないそうです。私は1998年の寅年生まれですが、この年の寅は「五黄の寅」というらしく、女性は気が強く他人を支配するといった俗信があるそうです。家柄のせいか、そう言った話は祖父からも父からもたくさん聞きました。

 

年が明けて、ものすごく唐突に文章を書きたくなりました。活字に飢えている、というわけではないです。まがいなりにも文化学部で常日頃からレポートや文献を目の当たりにしている身です。恐らく、自分の気持ちを吐き出すことができる場所が欲しいのです。不特定多数の人に読まれるツイッターに書き出すのは向いてない、だからブログにしたまでの話です。

 

ブログを作るに当たって、まずはブログのタイトルをどうしようか悩みました。気持ちを吐き出す場とはいえ、少しは気を遣いたいところです。悩んだ末のこのタイトルです。「犬」に関しては、自分自身を投影しているつもりです。「映画館」は、私がこの世でいちばん好きな場所です。つまり「好きなものと私」ということです。ブログもそういった内容になるのでしょうか。現段階では不明です。

 

 

「映画館」が話に出たので、最初は映画についての話をしたいと思います。

 

映画は小さい頃から父親と一緒に見ることが多かったです。映画館で最初に見た映画は「007 ダイ・アナザー・デイ」です(!)当時はわずか3歳、とても3歳児が見るような映画ではありません。よく映画館のスタッフが入場を許可したなと今では思います。

 

「007シリーズ」は、私と父親にとって非常に縁が深い作品です。父親は高校生の頃から洋画を見ており、当時から007を見ていたと語ります。そんな父親が聴くのは主題歌を担当していたアンディ・ウィリアムスマット・モンローなどの曲ばかりです。家には歴代の「007シリーズ」のVHSやDVD、主題歌のCDやサントラまで揃っています。父親は「007オタク」なのです。そんな環境で生まれ育ったため、案の定と言ってよいのか、中学生頃には私も 「007シリーズ」が大好きになります。

 

新作が公開されると有無を言わせず私は父親に連れられて「007シリーズ」を見ます。ただ去年公開の「007 スペクター」に関しては、私が受験期だったこともあり、見に行くことはできませんでした。「お父さんだけでも見に行ったらいいよ」と私は言いましたが、父親は見に行きませんでした。恐らく私も父親も「一緒に007を見る」ということが好きなんだと思います。人と見る映画、人と語る映画。それが私の好きな映画です。

 

もちろん1人で映画を見るのも好きです。というか、一人暮らしを始めてからは基本的に1人で映画を見ることのほうが多くなりました。1人で映画を見ることの魅力は「感情を移入しやすい」というところだと思います。自分対映画の1対1の関係になれる。1人で映画を見ることは、自分と向き合うことだとも思います。

 

ここまで書いてみて、自分が好きな映画について話していないことに気付きました。「007 シリーズ」は私の肉や血液とも言える作品なので除外しますが、1位を挙げるとするなら間違いなく「醒めながら見る夢」です。

 

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私が村井良大さんを知るきっかけとなった映画です。緊縛のシーンがあるため15禁になっています。まず映像がすべて自然の光を用いて撮られていることに驚きます。 それが、この作品の仄暗い雰囲気を際立たせていると思います。村井さん演じる文哉くんが泣くシーン。役作りのために日常生活から感情を殺していた村井さんが「爆発」するシーンが必見です。

 

村井さんのお話ばかりになってしまいますが、村井さんは目の演技が素敵なのです。村井さんの目は所謂「三白眼」というもので、白目の割合が多めの目をしていらっしゃいます。文哉くんの悲しい目や何かを諦めたかのような目が、村井さんの目と相まって非常に鮮明に頭に残っています。

 

石橋杏奈さんや高梨臨さんの力強い女性の演技もよかったです。高梨さんの儚い演技の虜になってしまいました。

 

映画が好きな人には必ず見てもらいたい作品だと思います。

 

 

拙い文章になってしまったと思いますが、私の映画への気持ちが0.5ミリでも伝わっていればと思います。今後は書きたいときに、書きたいように書きます。

 

素敵な1年になりますように ... ☆